マドリードのあるスペイン
マドリードはスペインのほぼ中央に当たる内陸の都市です。
スペインの首都として、人口300万人を誇るヨーロッパでも有数の大都市となっています。
スペインという国は、マドリード以外にもバルセロナやバレンシア、セビリアなどの都市があります。
スペインの特徴として、これらの都市は全く違う文化や情緒を持っているのです。
イスラム教とキリスト教が交わった国でもありますし、またローマ帝国時代から現代までの文化の流れを間近に見ることができる珍しい国と言えるでしょう。
こうした性質を持つ国ですので、個性的な画家やアーティストが多く生まれ、世界的に影響を及ぼしてきました。
スペインを楽しむには、国自体、そして各都市の時代背景をしっかりと学んでいったほうがよりスペインを満喫できるはずです。
マドリードのみどころ
マドリードはスペインの政治・経済の中心でありますが、また文化の中心としての魅力も兼ね備えています。
世界三大美術館の一つであるプラド美術館や、広大で美しいレティーロ公園、またサッカー好きの人ならサンティアゴベルナベウで世界トップレベルのサッカーを観戦するのもいいでしょう。
マドリードは夜になるとまた違った顔を見せてくれます。
マドリードの夜景は、スペインの古き良き時代の文化を感じさせる、時代を超越した美しさです。
そんな街で、バルをめぐりタパスをいただくのも最高の楽しみとなるはずです。
マドリードへ移住するには
スペインで働くには、就労ビザが必要となります。
このビザは発給に時間がかかりますので、余裕を持った申請が必要でしょう。
また、永住ビザを持っていれば労働許可が得られます。
老後をマドリードで過ごしたい人は、年金ビザの取得はいかがでしょう。
月に一定額以上の年金収入と居住先があるという条件ですので、比較的取得しやすいビザです。
ただ、スペインはビザ取得の条件がよく変わりますので、大使館へ問い合わせる必要があります。
どういった人がマドリードに向いているのか
これは、マドリードに限ったことではありませんが、昼の休憩をたっぷりとるのがスペインのお国柄です。
すなわち、日本の生活リズムがまったく通用しないので、特に食事の時間には気を付けましょう。
つまり、マドリードに移住するためには、こういった生活習慣や文化の劇的な変化に耐えられる忍耐力が必要となります。
文化の違いはかなりのストレスともなります。
観光でいくのと、現地に住み続けるのではそのストレスの度合いは著しく変わってきます。
小さなことをあまり気にしない性格で、多少の鈍感さがあるほうがいいでしょう。
とにかく、まったく異なる環境でもたくましくやっていける人が向いている街と言えるのです。