海外で使えないものも
海外に出かける際、普段から服用している薬が、海外で使えない場合もあります。
これは、国によって持ち込み自体が禁止されている薬があるためです。
ぜんそくや鬱、高血圧といった病気を持っている人は、必ず旅行先で持ち込み不可な薬を知っておくようにしましょう。
またあらかじめ下調べをしておいても、渡航内容によっては持ち込みの条件も変わる場合があります。
常備薬が必須、という方の場合には、旅行会社などにも確認しておくよう心がけましょう。
持ち込みが行えない薬とは
一般的に海外へ持ち込みが行えない薬というのは、麻薬として認定されているものです。
日本国内では向精神病薬として使用されているものも、国によっては厳しく罰せられる場合があります。
精神的な病気により、抗うつ薬や睡眠薬が必要な場合には、薬を使用しなくても大丈夫な状態になってから海外旅行を楽しみましょう。
また、抗てんかん薬や精神安定剤といった薬も、持ち込みが認められないケースが多いと言えます。
何も知らず持ち込んでから逮捕された、といったマヌケなことにならぬよう、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
こんな薬は大丈夫
基本的に海外へ薬を持ち込む際には、日本から持ち込みが制限・禁止されていないものであれば問題ありません。
かなり曖昧な表現であるものの、市販されているお薬のほとんどには、裏面に海外での使用条件が記載されているため、心配することもありません。
また処方箋のほとんどは、海外へと持ち込めないと認識しておくとよいでしょう。
万が一旅行を行う前に病気になってしまった、という時には、素直に日程の延長を行うことがベターだといえます。
心臓などに関する病気
心臓や血圧といったからだの臓器に関する病気にかかってしまうと、必然的に処方箋を使わざるを得ません。
そのため、ほとんどの国へ渡る機会が制限されてしまうため注意しましょう。
また万が一病気の内容を申告せず、安易な気持ちで処方箋を持ち込んでしまうと大変です。
自分だけではなく旅行を共にする人々まで危害を被ってしまうため、絶対にやめましょう。