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海外で活躍できる日本語教師

日本語教師の需要

外国人の数は、以前より増えたと実感する人も多いのではないでしょうか。まさに日本で生活する外国人数は、どんどん増え続けています。

海外に移住するなら、日本語教師の免許あるいは資格を取得しておくのがおすすめです。なぜなら、時代の変化とともに日本語教師の需要が高まりつつある職業だからです。アジア圏を中心に日本語教師として働く人口が増えており、2012年には369万人に達したようです。

外国人の採用を強化させる企業も増加し、外国人労働者を積極的に求めています。今後、外国人とのコミュニケーションがますます盛んになると予想されることから、日本語教師のニーズが増大することは間違いないでしょう。

日本語教師の資格取得

現在、資格がなくても日本語教師として働くことは可能です。アルバイトやボランティア活動の一環として働く人も多く、日本語を話せれば誰でも日本語教師の仕事に就けます。日本語教師の有資格者になるためには以下3つの条件のうち、1つでも満たしている人を指します。

  • 大学で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し、卒業すること
  • 日本語教師養成講座において420時間以上の教育を受けること
  • 日本語教育能力検定試験に合格すること

資格は必要ありませんが、日本語教師を仕事にするなら資格は取得しておいて損はありません。日本語教師の有資格者をアピールできれば、採用側は即戦力を求めているので、より採用されやすくなります。

多くの場合、日本語教師養成講座420時間以上を受講するか、日本語教育能力検定試験に合格し日本語教師として働きます。

社会人やキャリアチェンジがしやすいのは日本語教師養成講座を受けること。
受講資格がない分、日本語を教える立場の仕事がしたいとなればこの講座を受講して日本語教師の道を進むのが一番効率がいいです。

日本語教師養成講座では、通学で授業を受けられる他、オンライン学習でも時間を有効活用して学ぶことができるのでおすすめですよ。
また、実習においては実際に外国人の生徒に教えるという機会も増えるので、より現場の空気を肌で感じることもできます。

日本語教師の給与相場

日本語教師の雇用形態は、主に専任講師と非常勤講師の2つに分かれます。

専任講師の場合、正社員として扱われるとお考えください。

地域によって収入に差がありますが、月の収入は21万円~23万円です。安定して収入を得られる点は専任講師のメリットと言えるでしょう。ボーナス制度も採用しており、平均年収はおよそ300万円です。
ただし、カリキュラムの作成や答案用紙を採点する時間などは授業外と考えられているので、それにかかる時間分は給料として加算されません。

非常勤講師の場合、1コマごとのレッスン料になります。
だいたい1レッスンが1,500円~2,000円です。専任講師と比較して収入は下がりますが、週2日~3日、午前・午後に出勤するなど、働く時間の融通が利くというメリットがあります。

しかし、非常勤講師は福利厚生を整っていない場合も多く、収入が不安定というデメリットがあるので注意しましょう。

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