まずは国内免許
国際免許を取得する条件としては、日本国内において運転する事が有効となる免許証がある、というのが大前提として挙げられます。
つまり、未成年や無免許の人は海外でも運転が行えないため注意しましょう。
ただし、ペーパードライバーなど、日本での運転経験が乏しくても、国際免許の取得は可能です。
しばらくハンドルを握っていなかった、という方は、海外に行く前に少し練習をしておくとよいでしょう。
また申請時にはパスポートといった、渡航を証明するものも提示する必要があります。
従って、「数ヶ月先に海外で運転するから」といって、とりあえず発行するということは出来ないため注意しましょう。
バイクに乗る事は可能?
海外では車以外にもバイクに乗る機会がある、という事も考えられます。
しかし、日本国内にて普通自動二輪の免許を持っていなければ、海外でもバイクを運転する事ができないため注意が必要です。
基本的に国際免許と日本の免許とでは、運転できる車のタイプもほぼ似ています。
普通免許を持っている方の場合、運転手以外に8人まで乗った自動車であれば走行可能です。
また自動二輪の免許を取得している方は国際免許として、通常のバイクや三輪バイクなどが走行可能となっています。
海外に住んでいる人の場合
海外に住んでいる人が国際免許を取得する場合には、住民票の位置状態によって手続きが異なります。
現在も日本国内に住民票がある場合には、書類に記載されている都道府県に設置された、免許試験場などで手続きを行いましょう。
また住民票が海外にある場合には、一時帰国時に宿泊する場所が基準となります。
宿泊施設がある都道府県内にある、運転免許試験場にて申請手続きを行いますが、その際には滞在する場所の証明書も合わせて必要となるため、忘れずに書類を用意しておきましょう。