中国
中国は中華人民共和国が正式名称の国です。
日本企業と大きく関わりのある場所ですが、人口は何と13億5千万人にものぼります。
広大な面積と人口の多さが特徴の中国ですが、この中には22もの省級行政区と、4つの直轄市、5つの自治区などで構成されています。
中国の中心都市として挙げられるのが北京・上海などの街です。
地元の方は勿論、海外からも度々観光客が訪れる場所として知られます。
それ以外にも、周囲にはヒマラヤ山脈や天山山脈といった自然が広がり、各地にて違った表情を見せるのが特徴です。
中国に住むほとんどの方が漢族となり、約1割程度が55つにも及ぶ少数民族となっています。
共産党政府が成立した後、中国では急激に増えた人口に対する処置が行われ、一人っ子政策という独自の案を掲げました。
これにより一時よりも人口増加率は落ち着きましたが、以前貧困に悩む人々も多いのが現状です。
中国では北京語が主に標準語として使用されます。
しかし、各地域では少しずつイントネーションの違いが生まれており、北京と広東では会話が成立しないといった問題も発生しています。
香港
香港は中国の特別行政区として定められた国です。
以前まではイギリスの植民地とされていましたが、1997年より中国へと返還されています。
日本人からは非常に華やかなイメージをもたれている国の一つと言えるでしょう。
香港は自由貿易地域として行動しているため、年々企業成長が著しい場所としても知られています。
それ故、人口の数も2011年の時点で700万人を越え、各国と比べても人口密度の高い国としても位置づけられています。
ほとんどの国民は、香港島や九龍半島に集中しているというのも特徴として挙げられます。
GDPの高さも香港は他の国を圧倒しています。
そのため、各国からビジネス拠点として挙げられることが多く、非常に競争力の高い国だという評価も得ています。
香港で成功した人間こそ、途中で挫折する事のない真の成功者、という方も少なくありません。
これらは全て、香港における富裕層の多さが現したものだといえるでしょう。
韓国
韓国は大韓民国が正式名称の国です。
朝鮮半島の南側に位置しており、かつて一緒だった北朝鮮と分断した国家でもあります。
現在ではソウルを中心に、企業発展が著しい国としても知られています。
韓国は日本から近いという事もあり、年間通して寒暖の差が大きいのが特徴です。
そのため、冬場などは大雪に見舞われる事も多く、日本同様に豪雪地帯がいくつか存在しています。
その反面、夏場は異常気象の関係で真夏日が続くため、街中ではカキ氷やアイスクリームを使ったスイーツが飛ぶように売れています。
台湾
台湾は東アジアに位置する国です。
台北市を中心に、食や暮らしの面など、独自の文化を築きつつあります。
日本からの観光客も多く、身近にいける隣の国、というイメージが定着しているといえるでしょう。
台湾では主に中国語が公用語として使われます。
そのほかにも台湾語や客家語、諸言語といったものが場面によって使い分けられています。
一部の地域では日本語を話せる人々も住んでおり、観光客が安心して利用できるような配慮も取られています。